昨日、カープの黒田選手が引退を発表しました。
「引退」の見出しをニュースサイトで目にしたとき、特に驚きはありませんでした。
正直なところ、「やっぱりなあ」という感じ。
複数年契約を提示されても、単年契約を交わし、「1年1年が勝負」という姿勢でしたし、今年優勝したら、引き際と考えるのでは...と思っていました。
でも、記者会見で淡々と話す姿を見たら、やはり寂しさがこみ上げてきました。
![クリエーター情報なし](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51Y5%2BevmWiL._SL160_.jpg)
黒田といえば、「ミスター完投」と呼ばれるほど、一人で投げきる姿が印象に残っています。
海を渡ってからも、分業制といわれるメジャーリーグで完投や完封をやってのけました。
メジャー球団からの大型契約の提示を蹴ってカープに戻ってから、メディアへの露出が飛躍的に増えた気がします。ファンとしては嬉しい気分ですが、ドジャース時代の試合は、活躍のわりにテレビ放送が少なかったように思います(松坂と同日の試合だったり、黒田選手が頭部に打球を受けてしばらく戦列を離れたりしたことも影響したのでしょうが)。
ヤンキース時代の試合はイチロー選手が在籍していたこともあり、BS1でよく放送されていました。レッドソックス戦で松坂と投げ合った試合や2013年の対オリオールズ戦での完封試合などは見事でした。
黒田投手が先発する試合は楽しみでしたけど、それも今年の日本シリーズで最後なのですね。黒田投手の勇姿がもう見られなくなると思うと寂しい限りですが、今後も黒田投手の精神はカープという球団の中で受け継がれていくことでしょう。黒田投手が若手に模範を示したこの2年間は、カープのの貴重な財産と言えます。
これでやっと身体を休めることができそうですね。
黒田投手、お疲れさまでした。ありがとう。