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Channel: 田舎暮らしの翻訳者 (My way of learning English)
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開業20年!

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早くも7月です。

「何か大事なことを忘れているような...」

仕送りだったかな?仕事だったかな?何かの支払いだったかな?

そう考えていたら、やっと思い当たりました。

なんと、今月で開業20周年です!!

個人事業なので、記念パーティーも何もやりませんけど、一応、ひとつの区切りということで、気持ちの整理ぐらいはつけたいところです。

今から考えれば無謀ですよね。子どもが生まれるというのに、会社を辞めて、身寄りもない土地で個人事業を始めるのですから。

山あり、谷ありでしたが、どうにかここまで続けてこられました。

大して儲かっていないところを見ると、ビジネスの才覚はないのでしょうが、まあ、20年間、無事に食いつないでこられただけでも良しとしないと。

最初の3年間、英語教室を中心にしていたおかげで、当時の生徒さんたちからは、いまだに年賀状をいただいたり、結婚式の案内をいただいたりしています。ありがたいことです。

20年を振り返ると、やはり、翻訳が軌道に乗るまでの道のりが大変だったように思います(塾の生徒集めも大変ではありましたが)。翻訳業は仕事が切れるときは、パタッと切れてしまうので、一週間も仕事がないと、「そろそろどこかのトライアルを受けないと」なんて焦ったものです。

以前、東京の翻訳会社から「支払日を翌翌々月に変更しました」と連絡されたときも焦りました。だって、突然、「今月の給料日はありませんよ」と言われたようなものでしたから。

個人的には、技術系の企業で、技術者さんと話をしながら英文を練ったり、英語圏へ製品を売り出したりする仕事に興味はあったのですが、そんな就職の機会をうかがうこともなく、自宅で仕事と子育て(PTA活動含む)に追われて20年。

最近は、「子育てに人生を捧げた」とでも豪語して死ねれば良いかなあと思っています。とはいっても、子育てが終わってからの人生の方が長いかもしれない...。そのときには、また別の文句を考えないと。

これまで支えてくださった翻訳会社のみなさん、翻訳会社に仕事を出してくださった大手企業(自動車メーカー、機械メーカー、IT企業などなど)のみなさん、ありがとうございました。

もちろん、開業当初に大量の翻訳を出してくださった広島の自動車部品メーカーのみなさん、何の実績もない英語塾に通ってくださった勇気ある(?)生徒さんたちにも心から感謝いたします。

なお、ブログ人のサービスはもうすぐ終了するみたいですので、永らく続いたブログももう少しで終わりになりそうです。ちょうど良い潮時かもしれません。


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